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つらみ日記

140字に収まらないツイートをします.

体調

つらみ

こうも無気力が続くと色々不安になってくる.健康な生活を心がけよう.

大学で情報のTAをやっていると,学部の時に一体どれだけプログラミングを勉強していなかったかが身にしみる.

耳学問レベルで学生の対応とかしてしまうと,その瞬間は申し訳無さと恥ずかしさも相まって「プロになるぞ」という意気込みとお気持ちを発散するのだが,家に帰ってくるとそうでもないあたりが辛い.

そういえば,必要に迫られなくても勉強をしていたのって,学部生のときだけじゃないか,自分.

とりあえずこういう所で推奨されていると何だか負けた気分になってしまうので,ShellScriptとの差別化を意識するためにもう一つのインタプリタ型言語してRubyくらいは触れるようになっておきたい.

しかし,Scientificなライブラリをガンガン使いたいマンとしてはPythonも捨てがたい.

こういう取捨選択の部分から既に自分の軸として抜け落ちているのだろうな.

論文

journals.aps.org

ここ数日で色んな意味で自分に衝撃を与え,そして記念碑となった論文.2008年のだから,賞味期限は過ぎているかも知れない.しかし,準周期ポテンシャル中のHubbard模型の論文は少ないことが直ちに分かる.

こういうお話を大切にしていきたい.

「Aubry転移が起こす古典Frenkel-Kontorova模型の精神に基づいて,準周期ポテンシャルでAubry転移を示そう」

「アレ?準周期ポテンシャルはランダムポテンシャルのあるクラスに属するんじゃないか?」1

「ランダム系ならAnderson局在が…!!」

「古典系のAubry転移と量子系のAnderson局在転移は繋がっているのでは!」

という思考をAubry自身が(恐らく)したのではないかと推察される所が面白い.自分も同じことを考えたのですが,案の定二番煎じでした.そういう論文です.

「馬鹿の考えは休むに似たり.しかし,よく訓練された馬鹿の考えは,先人の考えで殴ると味が出る.」

という精神で行きましょう.


  1. 準結晶固体物理学では,準周期系とランダム系は厳密には異なることが分かっています.ただ,気持ちとしては察して下さい.

Quantum Hangul

ピアノ練習

N.KapustinのViolin Sonata opus70, mov2, 3を例によって練習した. 連休明けは指が回らなくて辛い思いので,毎日5分でも触るべき. ただ,それだけのために環境を整えても仕方がないので,工夫が必要.

特にここが難しい. f:id:taro17:20170508095220j:plain

こういうのって両手で一気に覚えるとか,そういう思い切りが要りそう.

申請書

振の申請書,自力で推敲をすると傾向として文章が縮む(当たり前). そうやって出来た余白を埋めるのは,後半戦になればなるほどしんどい. いわゆる「内容に関するコメント」は,そういう時の助けなんですよね.

統計力学セミナー

桂先生はいつも手品師の如く楽しい話をして下さる. 話を聴くのは2回目.前回の話の土台のリンクは以下である.

journals.aps.org

今回はこれ.

journals.aps.org

格子模型の隣接サイト対の全てにspin singlet pairが跨るvalence bond solid(VBS)という状態がある. VBSは基底状態の一つだが,VBSを絶妙の重みで掛け合わせたRVB(resonatin valence bond)という状態はエネルギー的に更に得することが知られる.ダイマー模型の量子版で出てくる.

今日のお話は,これを長さ2のボンドに拡張した場合について.ダイマーではなく,トリマーというわけである. トリマー模型は解かれていないので,色々方法を考えて基底状態を構成する必要がある. (基底状態だけなら解く必要はない)

Hamiltonianをある方法で書き下したというのが論文の趣旨だが,今日の話はむしろパラメータ極限でどんな状態に収束するか,というのが主眼だった.

その他

粗大ごみの回収依頼を忘れた.ちゃんちゃん.

Quantum dynamical speedup in a nonequilibrium environment

気まぐれなので,自分の専門でも何でもない分野の論文の話をします.

不勉強なのでコメントまでは出来ません.「そうなのか〜」程度のまとめです.

journals.aps.org

タイトルをそのまま訳すと「非平衡環境における量子系の加速」.どうやら,系と熱浴の「情報」の交換について触れてあるので,量子情報周りのテーマだということは分かる.私は量子情報に関しては全くの門外漢で,勉強会にでも行かない限り,或いは研究に手を出さない限りは勉強する機会もないんだなぁと思うと,少しくらいは分野の常識を知っておこうという気持ちになる.「量子系の加速」とは何なのか,くらいは知りたい.

元ネタがあるらしい.

Phys. Rev. A 93, 020105(R) (2016) - Mechanism for quantum speedup in open quantum systems

とりあえず,互いに異なる任意の量子状態として$|\psi\rangle$,$|\phi\rangle$を用意して,これらの2つの状態間の遷移を考える.孤立系の場合だと時間発展はユニタリ−だけど,相互作用までは定めない.その代わり,遷移時間が揺らぐ.しかし,遷移時間には確固たる下限が存在するはずである.これを量子加速極限(QSL)と呼ぶ.実際の遷移時間がQSLにどれだけ近いかが「系の時間発展が速いかどうか」を定める.QSLは実験で探りようもなく,量子状態がなす空間に良さげな距離を定義する.その代表がBures angleとtrace distanceである.このうち,trace distanceから定まるQSLには2種類存在し,それぞれMargolous-Levitin型(ML),Mandelstam-Tamm型(MT)と呼ばれる.彼らはこれを開放量子系に拡張し,一般型ML/MT型QSLと名付けた.開放量子系では,環境のセットアップが系のダイナミクスに直接関わってくるが,特にある性質を備えた環境の場合には,遷移時間とQSLの比が非自明となる.

こんなところだろうか.全てのパラメータの意味を理解することまでは叶いませんでした.👏

量子力学

つい先日、おふざけで「蔵本振動子の多重モード版の量子力学を考えてみよう」などと言ってみたものの、アイデアとしては只の出任せで自信がなかった。

そこで、今日検索してみると、何とそういうやつ(そこまでクリティカルヒットではないものの)があるではないか。

journals.aps.org

蔵本振動子は、臨界結合度 K_{\rm c}が量子ゆらぎの最低次でシフトするそうです。


今日も今日とて貴重な時間を費やして高橋康のQFT本を手に計算してしまった。

最近になってようやく場の理論の存在意義と、物理・数学両サイドからのモチベーションがわかってきた気がする。

つまり、初等的な1体や2体の粒子の量子力学だと、ハミルトニアン \hat{H}状態ベクトル |\phi\rangleの間にある表示の任意性はほぼほぼないと言える。

しかし、多粒子系を考えると必然的に第2量子化による状態ベクトルの再定義が必要となり、そこでは1体や2体の場合からは想像も出来ない程度に(指数関数的に)表示の任意性が膨れ上がる。

物理的なモチベーションとしては、そうして出てきた無数の表示から物理的に意味のある表示を選んでくることである。

そして、もし成功すれば、例えばフェルミ面上のクーパー対や格子振動のある系におけるフォノンを実際に生成消滅演算子として持つような基底状態ベクトルをもって真空状態を定義できる。

更に、無限自由度の場合は、そうして得られた表示は互いにユニタリー変換では移れないような連結空間をなす。

言ってしまえば、自由度の拡張は物理的なナンセンスなゴミみたいな表示を沢山生むことをも意味する。

しかし、一方でこの場の理論の数学的構造自体がもっとちゃんとした意味を持っていて、「この表示の自由度を制限する代わりにもっと他のところで(トレードオフ的に)自由度を得られる」とか何とか出来れば、それはそれで面白いかも知れない。

とか言い始めると、物理とはまた違ったモチベーションになり得る。

そんなところかしら。


最近だいぶ生活がハードになってきた。生き延びれられるかしら。


Youtubeを放浪していたら、何と2011年に完全にマニアを意識したとしか思えない商品が発売されていることが分かった。近いうちに買おうと思います。

サルゲッチュ・オリジサル・サウンドトラック

サルゲッチュ・オリジサル・サウンドトラック

申請書

某に向けて申請書を書き始めた.

学内向けでない正式なものとしては初めてなので,何を書くかを真剣に悩んでしまう.

今週中には片を付ける方向で行こう.

そういえば,今更だが,良さげなレビュー論文を見つけた.

Rev. Mod. Phys. 85, 529 (2013) - Colloquium: Modeling friction: From nanoscale to mesoscale


ブログを更新する頻度を挙げるためのモチベづくりとして,クラシック音楽ネタも少々.

今日はロシアの作曲家,スクリャービンに関して若干.

スクリャービン管弦楽作品と言えば,数が少ないのもあってまず筆頭に上がるのが「プロメテウス」である.


A. Scriabin: Prometheus or the Poem of Fire - Prométhée ou le Poème du feu op. 60 (Boulez)

これはブーレーズクリーヴランド管による商業録音で,実に名演である.しかし,この演奏で指揮者並みによく貢献しているのが,ピアニストのアナトール・ウゴルスキである.

そして,大体のリスナーはこの演奏をきっかけにウゴルスキ師匠を知ることになるだろう(と予想している).

しかし,何を隠そう,このピアニストは単なるお呼ばれピアニストどころか,アシュケナージらに並ぶスクリャービンスペシャリストかも知れないのだ1

というわけで,同じくYoutubeに上がっているウゴルスキ師匠のスクリャービンソナタ5番を聴いてみることに.


Anatol Ugorski plays Skrjabin - Piano Sonatas nn. 5-10

うむ,なかなか素晴らしいではないか.こう,アムランのような技巧は伴わないけれども,しかしハーモニーを作るための努力は決して惜しまないタイプの演奏.我々アマチュアにとっても,良い意味での一つの終着点にしていきたい.

というわけで,以下の2つのCDは両方ともウゴルスキスクリャービンで,それぞれ管弦楽作品,ソナタである.

Poeme De L'Extase / Piano Concerto / Promethee

Poeme De L'Extase / Piano Concerto / Promethee

Scriabin: Piano Sonatas Nos 1-10

Scriabin: Piano Sonatas Nos 1-10

是非お楽しみあれ.自明ではないが,良きコンチェルトプレイヤーは良きソロプレイヤーの候補となりうることの例になれば何よりである.


  1. 何故アシュケナージをいきなり挙げたかと言うと,彼のピアノ・ソナタ全集が私のお気に入りだからだ.

Low Temperature Physicsを読み始めた

www.springer.com

これである.今日の夕方に借りて第2章の初めの方をパラパラ読んでいたが,久々にwkwkさせられた.

内容としてはヘリウムの発見や液化の歴史から辿って議論をしていくタイプのもので,今自分が興味を持っている2次元系に関する詳細なレビューには決してなっていない.しかし,この本の前半の量子液体の部分を抑えておけば,割と今後の生活でも役に立ちそうだったので,最後まで読むことにした.

今期は何故か成り行きで週に4回はちょっとだけ遠隔地に行くみたいな訳のわからない生活なので,めっちゃ追い込まれている.

研究そのもののリズムも変わりそうだ.

あと,Habiticaというものを始めた.これで生活を管理して圧倒的成長.

habitica.com

引越し後にAmazonで一括注文したら住所変更を忘れて慌てた話

Amazonで生活に役立ちそうないくつかのツールを購入した.例のごとくである.

そういや,先日「もともと住んでいた場所に届く郵便物その他を一つ残らず転送する手っ取り早い方法ってないのかな」とか呑気に話していたが,やはりそのような方法が必要であることが証明されてしまった.アカウントサービスのところで配送先の変更を全くしていなかった.以前も,寮で買い物をしたつもりが実家に届くという件があって学習したはずなのに(学習するわけがない),今回も同じようなことをしてしまった.

というわけで,以下のサイトを参考にtipsをまとめる.

select-aster.com

とりあえず,配送後は時既に遅しなのでどうしようもないです.自力でそこに新しく住んだ人にお願いしましょう1

そして,配達者がヤマト運輸でない場合.配送前なら注文履歴から該当の注文を選択し,出品者へ連絡をすれば大丈夫みたいです(実際,やりました).

「配送先の住所ですが,千葉県松戸市六高台XX-YY-ZZZではなく千葉県松戸市六高台AA-BB-CCCの方です.住所変更を忘れており,お手数をおかけしますが,よろしくお願い致します」

といった具合でメッセージを送れば大丈夫っぽい.配達者がヤマト運輸の場合は0570-200-200の方にお電話をして「3」を押してひたすらコールを待つしかないっぽい.下手すればたらい回しにされた挙句にこちらがしびれを切らして電話を切らざるを得ないこともあるが,住所変更登録を忘れた責任は最後まで負おう

最後に,通販とかを除く郵送物に関してはe転居なるものがあるらしい.1年間の猶予サービスなので,積極的に利用し,その間に必要な手続きをササッと済ませてしまおう.


  1. 筆者の場合は住んでいたのが学生寮であるため,気心の知れた後輩とかにお願いすることが出来たが,一般にはそのような救われるケースとは限らないだろう.